2005-03-15

2005年2月14日、特許庁は2005年1月現在21ヶ月の特許審査期間を、2006年末までには世界最高水準の10ヶ月に大幅に短縮するために、今年特許審査官を170名と審査補助スタッフ等、総248名を増員する計画だと発表しました。このように審査人力が採用されれば特許審査期間が2005年末に17.8ヶ月に、2006年末には10ヶ月に短縮される見通しです。 　また、特許審査期間短縮と共に、特許審判期間の短縮も推進されます。特許庁は2004年末現在12ヶ月所要されていた特許審判処理期間を、2005年末には10ヶ月に、2006年末には6ヶ月に短縮するために、特許審判官8名を2005年2月に充員し2006年にも追加充員を推進することにしました。 ご参考までに、現在特許分野の担当審査官数は総600名余りであり、そのうち化学生命工学審査局は現在総180名余りで、2003年に32名、2004年には19名等、新規審査官が多数採用されています。また、現在特許分野の担当審判官は総33名で、そのうち化学生命工学分野は現在総9名です。